2021年04月 3月生まれ
3月生まれは、同学年の4月生まれと比較すると約一年の開きがあり、子供の頃は、体形、体力など大きなハンデがあり不利である。といわれる。私の息子は3月生まれ。幼稚園に入ったとき、父兄の間で、受験などに有利になるように、計画的に4月から前半に生まれるようにバース・コントロールされた話を聞いたときは愕然とした。子供は、コウノトリが運んできてくれるはずでは・・・??
一方で3月生まれで活躍するスポーツ選手、有名人が多いと聞く。私の独断と偏見で、3月生まれの有名人を拾ってみた。(海外は、教育・学校・受験制度が違い、前提が違うが、興味本位で併記した。)
<総理大臣> 大隈重信、村山富市、大平正芳、三木武夫、佐藤栄作、
<ノーベル賞> 朝永振一郎、江崎玲於奈、梶田隆章、佐藤栄作、
<スポーツ> (ラグビー)五郎丸、(サッカー)香川真司、ロナウジーニョ、トルシエ、(騎手)武豊、
(フィギアスケート)織田信成、高橋大輔、鈴木信子、(カー・レース)アイルトン・セナ
<政治家・実業家> 勝海舟、渋沢栄一、三木谷浩史(楽天)、カルロス・ゴーン、ゴルバチョフ、
<俳優・歌手> 黒澤明(映画監督)、渥美清、吉永小百合、竹中直人、熊川哲也(バレーダンサー)、片岡愛之助、五木ひろし、竹内まりや、松田聖子、米津玄師、コロッケ、有働由美子、羽鳥慎一、ダイアナ・ロス、エルトン・ジョン、レディ・ガガ、ダニエル・クレイグ(007等)
<作家・芸術> 芥川龍之介、島崎藤村、遠藤周作、水木しげる、藤子不二雄A、大嶋渚(映画監督)
<音楽家> バッハ、ハイドン、ヴィヴァルディ、ヨハン・シュトラウス
<学者> アインシュタイン
調べていると、「3月生まれは不利」は真実か?と各界の人物を誕生月別で分析した資料があった。先日、テレビで、例えば、サッカーで、子供の頃、同級生との体力差などで有利に立てず、敗北感を味わい、つまらなくなって止めてしまう。一方で、悔しくて、努力をして、食らいついてゆく。同級生と同等に学生生活・部活動を競い合うために、自分なりの努力をする心の持ちようが、人並み以上に子供の体&精神の成長に効果を発揮させる原動力になったに違いない。
自分の生年月日で、星占いなどで運勢を占うことは多い。風水など方位学でも誕生日が基準になっている。しかし、昔は自然分娩であったが、昨今は、母体の状況判断で帝王切開、産婦人科の先生の都合で、陣痛促進剤で予定より早く出産することもある。生まれる日をコントロールすることも可能と考えると、運勢が左右されるということになるのだろうか?と単純な疑問が沸く。そんな杓子定規なことではないのかもしれないが、個人的にはちょっと気になった。
いずれにしても他人より劣ると感じたことは努力して挽回できる。その努力をするかは子供の頃からの体験であり、気持ちの持ち方の経験の積み重ねである。ということは間違いないようだ。水泳の池江璃花子(20歳:7月生まれ)、ゴルフの松山英樹(29歳:2月生まれ)など、若くして大きな舞台で活躍する若者がいる。大きな試練を乗り越え、頂点を極める。素晴らしいことである。その先は、人生100年時代の後をどのように生きるかも、大きな課題となるだろう。人生の先を生きた人間がアドバイスできるのは、そんなところにあるのだろうか?
令和3年4月吉日
悟空の里 主人 金森 悟