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2019年11月 時代の始まり

 令和元年10月22日、「即位礼正殿の儀」が行われ、新しい天皇陛下が即位を内外に宣言され、新時代がスタートした。10月に入って台風の被害が重なり、「即位パレード」は、11月10日に順延されたが、さわやかな秋晴れの下、盛大に行われた。上皇陛下が「平成」を「戦争の無い時代として終ろうとしている」と称された。昭和は64年間続き、世界大戦に多くの国民が犠牲(第一次&第二次世界大戦で日本人約230万人が戦死)となった。平成の30年間は、災害(死者&行方不明者:阪神・淡路大震災/6.5千人、東日本大震災/1万8千人など)が多く発生した時代でもあった。令和はどんな時代になるのであろうか?

 先日、田舎・富山の叔母が95歳で旅立った。大正13年に生まれ、昭和、平成、令和と4つの時代を生き抜いた。4人の天皇陛下を見てきたことになる。その前、明治の時代は、1912年7月に終わっているので、現在107歳以上の人は、5つの時代&5人の天皇陛下を。現在、該当する人は、何人くらいいるのであろうか? 産経新聞のネット情報によると、人口1億2670万人(平成29年10月時点)のうち、明治・大正生まれは、70万7千人(内明治生まれは、2600人程度)。昭和生まれが9255万2千人。平成生まれが、3244万7千人。直近の令和元年10月1日現在の概算数では、総人口は、1億2614万人。2年で56万人の人口減少がみられることになる。よく言われる、出生率低下による日本人人口の減少傾向については、2010年の約1億2800万人をピークに減少をたどっている。予想では、2055年には、1億人を割り込み、1965年並みになるという。人生100年時代といわれるようになり、医療技術、生活&食生活の向上が、日本人平均寿命(2016年時点:男女平均寿命84.2歳、男性81.1歳、女性87.1歳)を延ばしていくことになる。
世界的にみると、スイス、スペイン、オーストラリア、フランス等が続いてきている。日本はこれからどのような方向へ向かうのであろうか?

 もう一つ、「健康寿命」という言葉が出てきた。「介護を受けたり寝たきりになったりせずに、日常生活を送れる期間」と定義され、2016年統計では、男性72.14歳、女性74.9歳。自分の周りには、ゴルフ、社交ダンスに始まり、海外旅行へ出かけるなど、活発に活動する80歳台の方を多く見かける。この健康寿命も確実に伸びてきているのかもしれない。

 さて自分は今年で61回目の年輪を刻んだ。人生100年とすると残り39年。男性平均寿命からは20年。健康寿命からは11年。えっ・・・それだけ??かなりショックである。逆に、11年前は50歳。今まで何をして、どのようにこの11年間を生きてきたのであろうか?この先、健康でいられるのは、それだけ??・・・。健康診断は、年二回の人間ドックに大腸検査など、よく知るドクターに任せて、体のチェックをしてきている。歯についても、この20年くらいは、6ヶ月に一度のペースで定期点検。しかしながら体重は増えており、血圧&コレステロール値を下げる薬を長年服用してきている。心筋梗塞、脳卒中のリスクを抱えているのは事実。亡くなった父の死因は、心臓不整脈から生じた血栓が飛んで頸動脈に詰まって、脳に血が行かなくなったことによる。長年、ガン家系であるときにしてきたが、それは外れた。抱えるリスクをできる限り少なくして、心身ともに健康的な生活を心がけるしか方法はないのであろう。日々のストレスと上手に付き合いながら、ポジティブに生きることが最良の健康法なのではないだろうか?

 さて皆さんは、人生100年、平均寿命、健康寿命を考え、この先何年がありますか?同じ期間を逆に過去を振り返り比較して、これから先の期間を改めて、どう過ごしていこうか?を見つめてみるいい機会となるのではないだろうか?最近、同級生の間で「60歳、65歳は、定年で、残りの人生をどう生きていこうか?」という話題を多く交わす。一方で、令和の天皇陛下は、59歳で新たに重要なポジションをスタートされた。同年代の我々も、残りの・・・という表現ではなく、もっと前向きに、ポジティブに行動していくことを真剣に考えたいと思うのは私だけであろうか?

令和元年11月吉日
悟空の里主人 金森 悟

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