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2020年07月 対面するということ

 日頃の話題は、COVID-19ばかりである。マスコミ、政府、各地方自治体の首長も、感染者数増減の競うような報道を毎日耳にする。緊急事態宣言が出て、私の仕事は、4月&5月とお客様との面談禁止。基本テレワークとなり、週2回のミーティングは「Teams」というソフトで、個人では、「ZOOM」というソフトで飲み会など、オンラインで顔合わせをする機会が増えてきた。しかし、緊急事態宣言解除後、対面して食事をする機会が戻ってきた。そこで話題になるのは、オンラインで繋がることの楽しさと限界の話題である。

 楽しいことは、COVID-19の市中感染を避けて、外出して気軽に人と会えない期間が続き、今までできていたことが急にできなくなり、長期化し、先が見えない現状で、仲のいい人と、顔を見て話したいという気持ちは、我慢の限界を迎えている。従来から、Skype、LINEなどテレビ電話のツールは、海外に住む家族など、遠隔地とのやり取りで重宝されている。

 一方、オンラインの限界の話題が増えてきた。比較的近くに住む人は、外出して会うということを気兼ねなく行ってきた。電話で話すのとは違い、実際に会って、顔を見て話すことができる満足感の違いは大きいと感じる。対面して話している際の伝わってくる空気、表情、声のトーンなど、オンラインでの画面を通して会っている時の気持ちに大きな違いを感じる。やはり実際に会って、相手の表情を見ている安心感が大きい。また複数(例えば5~6人)で、飲み会に行くとする。始めは、6人全員で、誰かの話を聞く場面があるが、隣同士、目の前の人と2~3人のグループができ、話をする感じになってくるご経験が皆さんにもないのであろうか? たとえば、「ZOOM」などで、いっぺんに複数人で話し始めると、だれが何を言っているのか、わからなくなる。そこに一つの限界を感じた。ところが、画面上に複数のテーブルが用意され、一つ一つを渡り歩くという機能がついたソフトも出てきた。セキュリティの問題など、それぞれのソフトの違いはあるが、今後ますますバージョンアップして、使いやすくなるのではないだろうか?

 「オキシトシン」というホルモンを聞かれたことがあるであろうか?
「幸せホルモン」、「抱擁ホルモン」ともよばれ。ストレスを癒して心身の健康を維持していけると注目を浴びている。効果としては、幸せな気分になる、脳・心が癒される、ストレスが緩和する、不安や恐怖心が減少する、他者への信頼の気持ちが増す、学習意欲と記憶力向上、感染症予防につながる等など、良いことばかりである。さて、オキシトシンはどうやったら出るのか? ①触れ合う、②マッサージ、③見つめあう、④抱擁(ハグ)、⑤キス、⑥愛撫、⑦セックス。パートナーがいなければ、①おしゃべり、②友達と食事をする、③おしゃべり、④プレゼントを贈る、⑤人に料理を作る。家族も友人もいなければ、①感動する、②感情を素直に出す、③新設を心掛ける、④哺乳類とのスキンシップ(特に犬)とある。

 このようなホルモンの効果は、人間が健康に生きていける基本であり、これは、やはり対面して触れ合い、会話を楽しむことなどで保たれていることになる。COVID-19禍、全く人との交流を遮断することは、健康上もよくないに違いない。できる限り人とのコミュニケーションを図ることが大切。対面して触れ合い、話をするが重要ということになる。中国は、COVID-19の封じ込めに成功したといわれるが、私たちも、いずれ訪れる日常生活に向けて、ストレスをできるだけためないように、人と触れ合うことを止めないようにしていきましょう。

令和2年7月吉日
悟空の里主人 金森 悟

●2020年06月 観光産業 with COVID-19
●2020年05月 テレワーク
●2020年04月 緊急事態宣言
●2020年03月 COVID-19
●2020年02月 健康管理
●2020年01月 咀嚼と食事