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2019年01月 歴史の転換点

 平成31年、2019年という新しい年を迎えた。平成の最後の年である。
この5月には、新たな元号がスタートする。これを正式には、「御代替わり」と呼ばれるという。
歴史の不得手な私であるが、大正&明治を生きてきた方に触れる機会を持ち、自分は昭和、平成、そして新たな元号と三つの元号を生きることになる。昭和天皇が崩御された日、私はCESという家電の巨大イベントの視察でアメリカのラスベガスにいた。現地に到着し、会場近くのモーテルにチェックイン。テレビをつけると「The Emperor Dead」という英語のニュースが流れた。出国前から、日々刻々と変わる昭和天皇の病状が宮内庁庁舎前からテレビで報道されたいたことを思い出す。

 天皇の崩御で元号が変わる。自分にとって初めての体験であった。「時代が変わった!!」。同行した仲間とは、「もう昭和の日本には戻れないんだ!!」と言葉を交わしたことを思い出す。

 帰国して、3月2日に私の長男が誕生した。「平成元年生まれ」の新たな時代の日本人である。平成生まれの子供たちが、会社に入社してきたときは、「もうそんなに年が経過したのだ!!」と何故か感慨深かった。平成生まれの人たちは成長し、社会で活躍している。
 今回の改元は、天皇の崩御を区切りとせず、「譲位」という形で天皇の座を皇太子殿下に譲られる200年ぶりのことであるといわれている。日本の歴史の中では、大きな変換点といっても過言でないと思う。

 昨年の天皇誕生日で、今上陛下のお言葉があった。昭和時代の大戦により多くの犠牲と国民の努力により戦後が作られてきた。「平成は戦争のない時代であった。」と。しかし災害の多かったことを悲しまれた。
今上天皇は、55歳で即位を迎え、85歳で譲位される。皇太子殿下は、59歳で新天皇になられる。

 今更であるが、平成の30年を自分はどのように生きてきたのだろうか?昨年で還暦を迎え、自分の人生の半分は平成であった。何の根拠もないが、新しい元号でも30年過ごしてみたいと考えた。
新しい元号が始まり、また還暦を迎えてこの先を生きていくにあたり、次世代に残せる努力をしていけたらと思う。おかげさまで現在、5人の孫に恵まれている。彼らの将来は、どんな時代のなってゆくのだろうか?まだまだ一番上が6歳、下が4か月。平成という時代から新しい元号を生きる。2020年、東京オリンピックが開催され、2025年、大阪万博が開かれる。振り返ると、1964年の東京オリンピックの際、6歳の私は新宿区に住み、ブルー・インパルスが空に描いた五輪マークを見た記憶がある。また1970年、12歳の時に大阪万博に連れて行ってもらい太陽の塔&アメリカ館「月の石」を見た。三波春夫の「こんにちは~♪ こんにちは~♪ 世界の~国から~!!」と曲の記憶も鮮明である。

 時代を刻む出来事、イベントなど、将来を担う子供たちの記憶となり、その後の人生に影響を与えるきっかけになるのではないだろうか?この歴史の転換点となる年、子供&孫たちの将来に向けて、記憶に残る年にしてあげたいと思う。

 おかげさまで、この毎月のメッセージも20年近く続けてきている。このメッセージを発信することで、自分が生きている時間を見つめる良い機会となっている。引き続き、メッセージを発信していきたいと思いますので、お付き合いいただけましたら幸いです。
今年も皆さんにとって、明るく、素晴らしい一年となりますように祈念しています。

平成31年1月吉日
悟空の里主人 金森 悟

●2018年12月 スマホの世界
●2018年11月 新しい世界を体験すること
●2018年10月 若大将
●2018年09月 地球の将来
●2018年08月 還暦を迎えて
●2018年07月 50歳台最後の月を迎えて