*

2020年02月 健康管理

 若いときは、健康に気を付けることもなく、食事、睡眠など、思うがままに行動してきた。
私は、高校時代の同級生経営の人間ドックを35歳から受けはじめ26年が経過した。体重の増加と共に血圧&血液検査、コレステロール値が基準に引っ掛かり、再検査&薬の服用を続けている。数年前に気づいたのだが、自宅で体温を測ると異常に低い。がん細胞が喜んで繁殖するレベルといわれる。ネットで調べて、しょうがを擦って飲んだが、特段効果なく改善しない。過体重の影響は大きいと、ファスティングといわれる断食のようなものを教えていただき、一週間、基本的にサプリのみで栄養を取り、食事を制限した。(ただし、実際は、忘年会&新年会の時期でもあり、会食続きの日が重なったりしたが)2~3日単位で、食事の量を制限。それ以来、朝食はほぼ完全に抜いて、4か月ほどが経過し、体重は約5キロ減をキープしている。が、日によって、多く食べることがある2~3キロはすぐ戻る。毎朝毎晩体重計で気にするように心がけている。血液検査の数値は少し改善傾向が出てきているが、冒頭の体温については、変わらずである。

 同年代の仲間はどうだろうか? 前職同期が、退職後に長野県安曇野で喫茶店を経営している。サッカーのシニア大会に参加する元気な奴だ。ある日突然、体が動かなくなり、「ギランバレー症候群」という病気になった。しかし、その後は回復し、元気に喫茶店経営を継続しとシニアサッカーの試合に出場している。
5年前には、私の年齢前後(50歳代)で、3人がガンで旅立った。その他にガンの治療を継続されている方も数名いる。年明けてから、約10歳上の先輩お二人が、相次いで、急性肝炎で緊急入院された。ひとりは原因不明。もうひとりは、中華料理の豚肉からのE型肝炎であった。その後は、アルコールは控え、元気で過ごされている。自分の体の抵抗力、免疫力の問題といわれるが、普段の生活の何を改善すればいいか?

 「食」という漢字は、「人を良くする」と書く。「おいしい食事と、体にいい食事は違う!」というMシェフが、塩と砂糖を使わず、野菜&肉等、素材の味を引き出して「体にいい」メニューを推奨する。我々が、汗をかき乾くと、肌の表面に「塩」をふく。牛豚鳥などの肉には、元々塩分が含まれているという。チーズの中にも塩分は含まれている。あえて塩を加える必要はない。非常に納得できる。この食の素材を生かすためには、弱火中火でじっくりと火入れが大切という。時短時短で、電子レンジや、強火での料理では、素材の味が十分に出る前に、調味料で、味付けするしかないという悪循環に陥る。精製された「塩」は、一般的に「塩化ナトリウム」が圧倒的に含まれる。元来、海から取れた塩には、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に入っているという。世の中には、潮の満ち引きに関連して、満月時の塩と新月時の塩の成分は違うという商品まで登場しているという。

 毎日の食生活が、自分の体の形成、維持に重要なことはわかっている。しかし現実は、おいしいと思わせる、塩砂糖脂たっぷりのハンバーガーや、味の濃いレストランのおいしい食事として評価される。ミシュランの星を追いかけているレストラン&シェフは、本当に体にいい食事を作っているのだろうか?という疑問が消えない。スーパーやコンビニに行けば、気軽にいろいろな総菜が手に入る。製造から流通、販売までの経路を考えれば、食品添加物という保存料が必要になる。我々の体にはそれが蓄積されていく。それを避けて食事をすることは難しい環境になってきている。さてどうしたらいいのであろうか?

 先ほど紹介したシェフは、コンビニとコラボして、「塩なしカレー」を近く販売するという。どんな展開&変化を起こせるのか楽しみである。皆さんも弱火で素材の味を引き出し、塩砂糖無し料理、トライしてみませんか?

令和2年2月吉日
悟空の里主人 金森 悟

●2020年01月 咀嚼と食事
●2019年12月 変わらぬ風景
●2019年11月 時代の始まり
●2019年10月 秋の旬
●2019年09月 月の光
●2019年08月 見た目と生き方