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2018年07月 還暦を迎えて

 いよいよ「KANREKI(還暦)」を迎えた。人生60年間を生きてきたことになる。
先月のこの欄でもふれたが、振り返ればいろいろなことが思い返され、学生時代&社会人になった頃の同期が、どんどん定年を迎え、新たな選択をしている様を目に、耳にする。さて私はどうするのか???
暦では、今年平成30年(2018年)は、「戊戌(つちのえいぬ)」

 改めて、「還暦」を調べてみると。
『干支・十干の組み合わせが60年で一巡することから「元の暦に還る=還暦」と。』
もう少し詳しくは、
「干支」は、子・丑・寅・卯・辰・巳・牛・未・申・酉・戌・亥」。
「十干」は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

 60年で培った知識や経験は、とても貴重で大切にされ、まさに60年の節目は、おめでたいという歳であった。
現在は長寿になり、「感謝の気持ちを送る節目の日」としてお祝いすることが多いと。
また男性の場合は、還暦になる年が厄年に重なっており、赤いものが昔から縁起が良く、魔除けや厄除けとして親しまれていたことから、赤いちゃんちゃんこを着て厄払いをした。干支十干の60通りの組み合わせが一巡して帰ることから、「赤ちゃんに還る」→「赤ちゃん」→「赤いちゃんちゃんこ」と習わしになった言う説も。
有名人で全く同じ1958年8月16日生まれの人を検索してみると・・・・なんと「マドンナ」!!
まあ比較してもどうしようもないが、彼女の今までのバイタリティさと活躍ぶりを見てみると、なんと自分はちっぽけなものかと思う。

 昔、父を見て、油絵、書をたしなみ、画廊や美術館巡りを良くしていた。遺品にも、多くの美術館に出かけた記念誌がたくさん出てきた。加えて、短歌会なるものを定期的に開催。仏壇の前では、お経も上げていた。
子供心に、「年を取ったら、あんなふうになるのか~!!」と思ったことを忘れていない。ところがである、自分の現状と父とを比較すると、全く何もできていない。今更であるが、もう手遅れ・・・。人生100年というが個人差もある。さて、これから始めるとしたら何を始めようか? ソニーの創業者の一人である「盛田昭夫」さんは、60歳を過ぎてから、スキー、ダイビングなどを始められたと聞く。体力的なこと、芸術文化的なことなどそれぞれの分野があるであろうが、ボケ防止にも、何か今まで手を付けたことのないもので、脳を刺激するのもいいのかもしれない。以前、スポーツクラブのトレーナーの指導で、ちょっと複雑なパターンの動きを繰り返すというトレーニングをした。頭で理解した動きを実際にスピードを上げて行うと、途中でバラバラで分からなくなってしまった。脳から指令がいっているにもかかわらず、筋肉が指令に従って反応できていないと。老化現象と言ってしまえばそれまで。自分が気づかないうちにできなくなってしまったこと。気づけばまだまだ回復又は維持できること。60歳でも今から始めれば、70歳、80歳になっても維持できることもあるのであろう。芸術文化スポーツとどの分野でも何か頭と体に刺激のあることを改めて定期的に、つづける努力をしてみようと思う。

 この「悟空の里」の10年前の2008年8月のメッセージを読み返してみた。50歳、いい加減社会人生活も熟年ゾーンに入ってきている年齢。なんと軽いことを言っているのか??と感じたり、健康??なんだ、その後何もやっていないじゃないか!!と言いたいことも…。 アンジェラ・アキの「手紙~拝啓十五の君へ」という歌がある。この内容は感動ものであった。それでは私は、「拝啓70歳の君へ!!」というのも考えてみようと思う。

 皆さん、いつもお付き合いいただき心より、御礼申し上げます。こんな私ではございますが、引き続き、ご指導ご鞭撻をお願いし、今後もお付き合いいただけましたら幸いです。
残暑が厳しいですが、お元気でお過ごしください。

平成30年8月吉日
悟空の里主人 金森 悟

 

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