2012年02月 捨てること

 自分で言うのも恥ずかしいが、どちらかというときれい好きで、部屋&机の上は、いつもきれいに整理整頓がされてきたつもりである。片づけが嫌いとか、苦手という意識は、私には、ご縁のない世界!くらいに思っていたのはいつまでのことであろうか? 

 言い訳になるのであろうが、人生50年以上経過すると、数多くのことを経験してきた記録として書類&資料などが溜まってくる。例えば、仕事の関係で知識として押さえておくべきことの数々。最新のがんの治療状況&介護施設の状況を知りたいなど、ちょっと勉強したいと思って購入した書籍&雑誌、通信講座セットなど。どこかへ出かけた記念にと購入した置物&小物・・・。数え上げればきりがない。自宅の仕事部屋では、パソコンを置いた机は、キーボードを置くスペースが、やっとと思えるほどの散らかりよう。机の上下には、いくつもの高く積まれた資料の山がある。時間があれば、部屋の片づけをするのであるが、そのスピードより、物が増えてゆくスピードのほうが早いのか、物が増えるばかり・・・。さてさて、いかがしたものであろうか??
 「1か月使わなければ不要のもの!」と言われ、実践すべく思い切って片づけを始めるのであるが、読んでいなかった資料、きっと役に立つであろう資料・・・。捨てるならば、斜め読みで今読んでしまおう!!・・・の繰り返しである。片づけをしていて、手つかずの段ボールを開いてみる。例えば、そこには約20年前にドイツに滞在していた頃の資料&小物が出てくる。これはなんとも懐かしい代物である!この喜びを、部屋を片づけることを目的に捨て去ることは忍びない・・・。

 捨てがたい資料にはどんなものがあるのか??具体的には、仕事関係は、税制改正、医療費制度、最新医療状況、介護状態に関する資料&介護施設現況等、年金制度、住宅ローン、相続&不動産活用、成年後見人制度、営業手法についての読み物・・・。財団法人テニス協会お手伝いの関係資料、高校の同窓会運営関連、地元ボーイスカウト運営関係などなど・・・。(以前は、これに地元の大学OB会運営、地元ロータリークラブ運営、東京地区ロータリークラブの委員会出席など、今まで以上のやらなければいけないことがあった・・・) どうやってこなしてきたのだろうか?振り返っても仕方がないが、今の2倍近くの作業量があったにも関わらず、かなり少なくなってきた現在のほうが、時間的な余裕もなく、資料が整理されずに、放置されたままの状態が続いている。自分でもどうしてしまったのか悩む・・・。

 日頃お付き合いのある経営者、政治家の方、幅広い趣味をこなす人等、多岐にわたる分野での経営判断&かじ取りをするために幅広い知識&見識を持たれ、最新情報を取り込まれていく。時間をどのように使い、資料を読みこなし、それを整理されているのであろうか?頭の構造が根本的に違う人も多いであろう。また能力には限界がある。決して自分が、ひどく劣っているとは思わないのであるが、ここまで片づけが進まないとどうしたものか?と、爽快感がない・・・。結局、息詰まってしまう自分がいる。

 さてさて、皆さんは、長年溜まった資料等をどのように整理されていますか?また新しい知識を取り入れ、古いものをいかに捨てておられるのでしょうか? 例えで、秋から冬にかけて、葉は紅葉し、落葉する。それによって、新しい芽が出て、新しい葉が誕生する。つまり、古いことを捨てなければ新しいことは始まらない。この自然の循環を無視することはできない。しかし、年齢とともに、思い出にふける時間が増えてきたのであろうか?これが、歳を重ねていくということなのであろうか? 老化現象?若者と競って対抗しようという気持ちはないが、まだまだ前向きに、力強く前に進んでみたいと思うのは、多くの同年代は共通した思いではないであろうか? 

 結論を出す話でもないが、ここでなんらかの披露&宣言をすることで、自分の行動に責任を待たせて、積み上げられている山をシェイプアップする意識も高まるのではないかと感じた次第です。 同時に、体もできると最高である!

平成24年2月吉日
悟空の里主人 金森 悟

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●2011年09月 手を差し伸べること
●2011年08月 成長と脱皮