2011年05月 次の25年とは…?

新緑が目にまぶしく、夏のようなお天気が多くなってきました。みなさんいかがお過ごしですか?
この春で、子育てが一段落したことで、思い出を振り返り、これから先のことをぼんやり考えるこの頃です。
思い返せば、連休などのお休みは、子どもたちの学校の予定に合わせて出かける計画を立てていたのは、今では懐かしい思い出となってしまった。すでに高校生&大学生時代には、部活動のスケジュールが優先で、合間を縫って、予定を立てていた。この5月連休は、仕事で新潟まで出向いたが、部屋の片づけで、ほとんど家にいた。
さて改めて、私が生まれたのは、昭和33年8月。昭和59年5月、25歳で結婚。昭和61年10月に娘が生まれ、今年(平成23年)4月に娘が24歳で嫁いだ。平成元年3月に生まれた息子は、4月から社会人に。おおざっぱではあるが、自分が生まれて25年。子供を授かってから25年を終えた。さて、次の25年は、どのように展開するのであろうか?・・・と、初めて25年単位で、物事を考える機会となった。

インターネット検索で「25年」をキーワードで、何が出てくるのかと試してみた。始めに目に入ったのは、江崎グリコのTVCM「サザエさんの25年後」(http://www.youtube.com/watch?v=-cCYj_nSjtg)である。である。(いつからの25年後かは不明) そもそも「サザエさん」は、昭和21年、設定は、博多で独身のサザエさんからのスタート。マスオさんと結婚後、東京に移り住み、磯野家に同居する。その後、弟のカツオ、妹のワカメに加え、マスオさんとの間にタラオが生まれる。そして、波平(サザエさんの父親)の妹の孫に、イクラがいる。先のCMの設定(仕事編、法事編、再開編、フライト編など)は、カツオ36歳、ワカメ34歳が、まだ実家に住み。タラオは、たこ焼き屋に。イクラは、IT系会社社長と成長している。マンガの中では、いつまでたっても成長しないが、改めて、家族とは成長し、変化するものであることを、このCMは、改めて教えてくれた気がする。
また25年後の2036年で、検索すると、確実な問題として「2036年問題」(ソフトウェアの問題で、コンピューターの時計機能が狂い、一斉に誤動作をする。他のソフトウェア言語では、2038年問題も起こる。) その他には、隕石激突、人類滅亡など、色々な話題がある。視点を変え、興味深いものとしては、「科学技術政策研究所(文部科学省)」の資料(http://jvsc.jst.go.jp/shiryo/yosoku/)に、これからの20年余の将来に向けて、科学技術、医療技術、環境・エネルギーの発展、進化のスケジュールが、年次ごとにイラスト、リストなどで、紹介されている。

私はこの8月で53歳。次の25年後は78歳。その次は103歳。どんな時代になり、どのように生きてゆくのか?普通のサラリーマンであれば、60歳定年まで残り6年。学生時代の仲間には、大企業のオーナー経営者、大手金融機関の役員、一国一城の主、早期退職して新たな人生をスタートするなど、それぞれ政財界、スポーツ界、芸能界などで活躍している。子育て真っ最中の人もいれば、今年子供が生まれた。結婚した。親の介護など、同級生にもいろいろな人生がある。私がお付き合いいただいている方の中には、間もなく90歳になろうとする方から、現役学生まで幅広いが、年齢に関係なく、人生経験の先輩は、大勢いらっしゃる。時代背景により差はあるだろうが、多くの大小の山や谷を越えてこられたのだと思う。平均寿命も延び、まだまだこれから自分もより成長し、色々なことにも挑戦してみたいと思う。若い時のように、スピーディーに、多くのことをこなすのには、無理があるかもしれないが、年齢7掛け(30歳代中盤)くらいのつもりで、行動することを目標に、日々過ごしてみたいと考えている。具体的なスケジュールは、今手元にないが、試行錯誤しながらも、これからの25年を心身豊かに過ごしたい。

何かよきアドバイス&ご経験談、ご忠告などございましたら、ぜひお聞かせいただければ幸いです。

平成23年5月吉日
悟空の里主人 金森 悟

●2011年04月 授かりものの旅立ち
●2011年03月 We are with you
●2011年02月 日本人とつぶやき
●2011年01月 新しいものへの興味は持ち続けるべき!
●2010年12月 世間知らず?
●2010年11月 往路と復路