2020年08月 自己防衛の方法
毎日猛暑が続いている。皆様いかがお過ごしでしょうか?
COVID-19の広がりが続き、猛暑が加わり、この先、台風の季節が到来する。ここ数年大きな水害も多くなった。先を見越した対策が必要であろう。常日頃から、何が起きても対応ができるように備えなければいけない。しかし実際は、ついつい準備を怠ってしまう。私も食料を備蓄し、日々少しずつ減らして入れ替えるつもりが、底をついてしまうことも。さて何をすればいいのであろうか?
この2月以降のCOVID-19は、世界的な猛威で広がり、収束する先が見えない。友人の医学部教授の話では、過去を遡れば、毎年のように色々なウイルスなどが世界中に発生してきたという。この先も同じようなことは起こりうるし、繰り返されると。どんなウイルスが来ても対抗できる免疫力、天災&災害が起きても安全な地域での居場所確保、非常災害時の備蓄などを改めて真剣に考える時期ではないだろうか?
過剰になる必要はないが、家庭で備蓄するとよいものを調べてみた。
<備蓄対策>
【食料など】水、米飯加工品、みそ汁、麺類(冷凍、カップ麺、パスタ)、レトルト商品(カレー、パスタソースなど)、缶詰などのおかず。
【日常生活消耗品】トイレットペーパー、生理用品、ポリ袋、タオル、新聞紙。
【緊急時備蓄】携帯ラジオ、懐中電灯、救急セット、軍手、レインコート、口腔ケアセット、カセットコンロ、カセットボンベ、非常用トイレ、携帯電話の充電用乾電池等々。
実際、一時的にも電気ガス水道が止まり、交通インフラが乱れ、物流が滞り、飲食・日常生活品がスーパーコンビニの棚から消える。風評の影響もあり、終結時期の先が見えない現状では、不安ばかりが先走る。今回のCOVID-19の外出自粛、非常事態宣言下では、スーパーの棚からしばらく消えたものは、トイレットペーパー、ティシュペーパー、ハンドソープ、マスク、パスタ、ホットケーキミックス等であった。
<免疫力アップ> ウイルスが来ても、発症しない抵抗力が必要!
発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチ、みそ)、オリゴ糖(玉ねぎ、ゴボウ、バナナ、大豆製品)、食物繊維(豆類、キノコ類、野菜、果物)。加えて、たんぱく質(肉、魚、大豆など)、抗酸化ビタミン(緑黄野菜、根菜などの旬の野菜・果物、レバー、うなぎ、ナッツ類)。さらには、規則正しい生活、代謝を高めるために適度な運動(血行促進、心肺機能のアップなど)、体温アップ(入浴、運動など)。
<安全な居場所確保>
【ハザードマップ(被害予測地図)】
一般的には「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされている。(国土地理院より) ①河川浸水洪水(破堤等の河川氾濫、水害、治水)、②土砂災害、③地震災害、④火山災害、⑤津波浸水、高潮
災害が起こった後になって、その地には過去に大きな災害があったことを知ることがある。
「東日本大震災」後、岩手県大槌町を訪れた。津波でJR山田線「浪板海岸駅」付近は線路と駅が流された。駅のあった近くに昭和8年に建立された「石碑」を見つけた。簡単には、「ここまで津波が来たから、ここから下には住むな。」という内容であったと記憶する。その後、どんどん海岸に向かって開発が進み、町が発展。「3.11」では、先祖のメッセージを刻んだ石碑近くまで津波が押し寄せ、多くを失った。
先祖のメッセージを無視しなければ・・・といまさら言っても仕方がないが、世界各地で同じようなところがあるに違いない。歴史は繰り返す。ただ時代は違い、あらゆる技術、医学、生活環境が進化している。解決策は必ず見つかる100年前の世界的流行のスペイン風邪とは違い。医学の分野では、AI&スーパーコンピューターなどを駆使し、ワクチン開発は、劇的なスピードで進んでいるといわれている。人間の力は、前に向かって進んでいることを確信する。皆さんもくれぐれも体調お気を付けになり、上記の自己防衛策を改めて、取り組まれてみてはいかがでしょうか?
令和2年8月吉日
悟空の里主人 金森 悟
●2020年07月 対面するということ
●2020年06月 観光産業 with COVID-19
●2020年05月 テレワーク
●2020年04月 緊急事態宣言
●2020年03月 COVID-19
●2020年02月 健康管理
●2020年01月 咀嚼と食事