2019年07月 音

 最近、YouTubeの中で、「睡眠BGM」なるものがたくさんあることを知った。
「デルタ波」、「α波」、「周波数528Hz」、「周波数432Hz」、川の流れ、海の波の音、宇宙の音?等々、1時間物から10時間の長いものまである。私自身、最近はまって、寝る前にBGMをかけながら眠るようにしている。効果としては、DNAや細胞の修復、メラトニン&セロトニン増加させる、松果体を刺激するという。これにより、熟睡できて、リラックス・癒し効果が期待できるという。ここ数日試してみて、熟睡できているか?リラックス効果があるか??残念ながら、鈍感な私には目に見えた効果はまだない。

 色々見ていると「周波数という音の波形についての効果」というくくりで話ができるのであろうか?
最近、20年来のテニス仲間が、「周波数で体のバランスを整える」という機械をもって、マッサージ・鍼灸のような仕事をしていることを知った。「メタトロン」というロシア製の機械で、国を挙げて開発されたと聞く。例えば、宇宙飛行士が、何か月も宇宙に滞在している間、ドクターは同乗していないので、自己健康管理を心掛けるしかない。ところが、この機械は、人間が持つ、各細胞固有の周波数(1.8~8.2Hz)のバランスをチェックし、正常な周波数からずれていれば、その機械が正常な周波数を体に送り、ピアノやギターのように人間の細胞を調律(バランスを整える)という夢のような機械である。ロシアでは医療機械として認定され、機械操作には厳しい研修が実施されているとのこと。日本ではまだ認可されておらず、健康管理の機械と位置づけとのことである。

 先日、私の目の前で、この機械の施術を受けていた人が、血流が良くなり、寝てしまったり、杖をついていた高齢の女性が、体が軽くなったと、スクワット始められたり、劇的に変化をした人を何人か見てきた。私自身、何度か施術してもらい、心臓、大腸、前立腺などアンバランスが発見された。しかし、それらが整えられて回復したと感じるにはまだ回数と時間が必要なようだ。まあ慢性的に問題を抱えてきたのは事実なので、様子を見ながら付き合っていきたい。有名なマッサージ師の施術を受けても、効果がある人と、ない人がいるように、この機械も同じだと思う。

 物理的な詳細はわからないが、水に対して、決まった周波数をぶつけると、周波数ごとに水の波紋の形状が違うという。最新の電子顕微鏡で人間の細胞を深く見ていくと、微細な繊毛が振動している様子の映像を見たことがある。世の中にある物質は、すべて固有の周波数を持って振動いるという理論は非常に興味深い。
人間の耳で聞こえる周波数は、20Hz~20KHzといわれる。(ちなみに、犬は15Hz~50KHz。イルカは150Hz~150KHz)コンサートホールで音楽を聴くのと、デジタル信号によるCDなどでスピーカーから聞く音(20KHz以上の音を再生することができない)は、同じ演奏のようだが、コンサートホールで聞く音は、耳から聞こえる音だけではなく、「可聴域」という耳で聞こえない体で感じる音などがある。実際聞こえていない「超音波」は、人間の心を癒す作用があることがわかっている。

 この音と振動の世界は、今まで気にしたことがなかったが、日常生活の自分の身のまわりにある事象であり、さらには、この研究が進み、国が違えば、医療にも役立てられているということは、将来、色々なことが期待できるに違いないとワクワクする。皆さんもこの音と振動、ちょっと気にかけてみませんか?

令和元年7月吉日
悟空の里主人 金森 悟

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