2019年03月 体調の変化

 しばらく体を動かさないでいると、元々できていた動きやポーズをとる際に、苦しさを感じたり、激痛が走ったりする経験をお持ちの方が多いのではないだろうか?老化現象、体の衰えで片づけてしまえば、まあそんなこともあるだろうな!と思いがちであるが、自分自身、もう少し昔に近い自分を復活&維持していきたいと思う。

 体力的に衰えを感じる場面は、駅の階段を駆け上がったり、駆け下りたりは、途中で足が絡まりそうになり、危険行為と感じた。街中を歩いていると、普通に歩いている若い女性に簡単に抜かれる。抜かれるのが悔しいわけではないが、自分自身少しスピードアップをしてみるが全く追いつかず・・・。(足の長さがそれほど短いわけでもないかと・・・。)懸垂ができない。(できたのは遠い昔の話??体重のせいだけではないかと。)お腹が出てきて困るのは、足の爪を切る際&靴下をはく際の姿勢が苦しく、勢いをつけて息を止めないとできない。加齢に伴う前立腺肥大とかで、おしっこの切れがわるい、遠くに飛ばない(必要もない?)。夜中にトイレに起きる。順調に、典型的な加齢症状が訪れてきている。たまにやるテニスは、判断力&スピードは落ちてきているが、コート内でのダッシュ力は、体重の割には機敏ではないか??と自画自賛。ちょっとしたことで、捻挫気味になることがあり、足首が緩くなってきたのかな?と感じることも。簡単な体操では、部分的な強化も難しいようだ。

 先日、ある整体師を紹介いただいた。私の体を見て、何も言わず、私が寝台にうつぶせに寝そべると、揉みほぐしが始まった。いきなり悲鳴を上げるくらい、(いや悲鳴を上げた!)涙を流しながら、筋肉が凝っている箇所をほぐすこと約45分間。凝り固まっていることにより、首が縮んでいたり、胸が開いていなかったり、肩甲骨が動いていなかったりと問題個所は盛りだくさん。今回は、表面のみの施術であったが、次回は、もっと奥深くまで。とのこと。以前から、胃、肝臓、腎臓などの内臓の疲れなどで、体のゆがみや凝りがでて、背中が痛いなどの症状につながると聞いたことがある。今回もいくつかの内臓の機能低下の指摘を受けた。揉むだけで、内臓は回復しないであろうが、健康診断と並行して、少しでも改善ができるものならば、トライしてみたいものだ。

 昨年から今年にかけて、学校の同級生は還暦を迎えた。今月に入って、二人の同級生が入院し、手術を受けることになっている。皆さんは、人間ドックや健康診断は受けられているであろうか??会社の集団検診では、早期発見は難しく、個別に、人間ドック専門のクリニックへ通う人もいる。私の場合は、開業&人間ドックをしている友人等がおり、少しは意識高く、定期点検を続けている。ただ、食生活は、いろいろ指導してもらうが中々変えることができない。また睡眠時間については、遅寝が続き、鼻炎&体重過多(無呼吸症候群?)で熟睡できないことが多く、昼間に寝落ちすることが続くことがある。決して健康的な日々を送れているようには思わない。先日の整体師に、長年の鼻炎の話をしたところ、首の凝りにより、頭への血流が悪くなり、体温低下などで、菌に対する抵抗力が衰える原因も考えられると。細かに説明してくれた。医療にはそれぞれの専門(耳鼻科、整形外科等々)があるが、肩こりに始まり背中や腰の痛みなどは、人間ドックの範疇でなく、整体やストレッチなどで、日頃の姿勢改善など努力しなければいけない。スマートフォン、パソコンに向かう姿勢が一番よろしくないようである。しかしながら、体は繋がっているわけで、ひどい凝りの原因は、内臓機能の低下や疾患の影響も見逃せないと。トータルで診てもらえるところがないのであろうか?

 整体、マッサージ、鍼灸、カイロプラクティックなど、色々な治療の場所がある。いずれかに行かれたことがある方も多いのでは?人によっては相性もあり、友人に効果があっても、私には良い結果が出ない。私に良くても、他人に良いかはわからない。何を試してもダメだった人が、ある出会いで劇的に改善したという話を聞いたこともある。マッサージに行くと、「どうなさいましたか?」と聞かれることが多いが、「プロならば、私の体を触れば、問題個所はすぐわかるでしょ?」と言いたくなる。また、敢えて、背中や腰の凝り&痛みによる内臓からの影響など、言及してはいけないルールなどがあるのだろうか?と。今回の整体の先生は、それを的確に言葉にして治療をしてくれたので、私にとっては、一瞬にして信頼度が上がった!! 皆さんもしっかりと定期点検を!

平成31年3月吉日
悟空の里主人 金森 悟

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