2021年12月 令和3年
令和3年(2020年)が終わろうとしている。
COVID-19禍も2回目のお正月を迎えることになる。振り返ると、令和元年は5月1日にスタートした。前々回のお正月は、まだ平成の時代であった。日本では、10月頃より、COVID-19の感染者数は落ち着きを見せて、マスコミの不安を煽る報道も静かになっている。しかし世界的にみれば、まだまだ多くの感染者がでて、多くの方が犠牲になられている。COVID-19の新株に対するワクチン開発が進み、治療薬の認可は進んでいるという。早く、状況が改善され、マスク無しで安心できる生活に戻りたい。
私は7月中に、2回のワクチン接種を済ませた。おかげさまで副反応は全くなし。11月には、インフルエンザのワクチンを接種。区役所からは、年明けの三回目のワクチン接種の案内があった。街中の賑わいは、徐々に回復してきているようだが、飲食店の方に聞くと、「21時以降、遅くまでいる人はまだ戻ってきていない。」という。友人らでも「緊急事態宣言下、早く帰宅して、早く就寝する癖がついて、夜遅くまで、飲み行く気にならない。」という者が増えた。その分、ご自宅で飲んでも、酒を飲む量は、格段に減ったと。70歳以上の個人飲食店経営者は、何か月も休業&時短し、今までのように働く仕事のペース、体力を戻すことに苦労していると話す。本業の地にビルを建て、一部で事業継続、他を賃貸にしてきたビルオーナーは、自分で事業をするより、賃貸した方が多くの利益が得られる。と事業撤退される方もいる。回復基調が見えてきた現在、今後、徐々に回復していくのか、これを機に引退・撤退を考える方もいるようだ。タクシー会社の方の話では、10月の緊急事態宣言解除後、すぐに回復基調が見えたが、オミクロン株の報道から、また少し減少したと。通信教育の会社では、自宅で過ごす時間が増えたことを有効に使おうと、需要が増加していると。さらに、都内のホテルでは、海外からのお客様は、まだ戻らないが、国内の客足は戻りつつあり、レストランは、満席の時もあると。年末年始の連泊のご予約も順調のようだ。COVID-19の水際対策で、海外から観光客の出入りは規制され、ビジネス目的の入国は許されている。年間3,188万人(2019年)といわれたインバウンドは、2020年は、411万人に。(数字だけ見ていると、ビジネスが含まれるのか?完全に規制されていなかったのか?)先日、奈良・京都へ出かけた方からは、人出も増え、外国人観光客も多くはないが、見かけていると。そしてGo toが再開すると新たな需要回帰も期待したいところである。ご主人が、アメリカ国籍のご夫妻は、年末にかけて、本国の家族に会うために、ハワイで数日滞在後、本国へ戻られた。ホノルルマラソンが開催されており、1万人以上の参加者でかなり混雑していると。色々な話をまとめると、人は動き始めている。近いうちに、インフルエンザや風邪と同じような扱いになることを期待したい。
この1年半、日本航空(JAL)の歩くとマイルがたまる健康アプリにはまり、ほぼ毎晩ウォーキングをしている。平均的に1.5時間、1.5万歩くらい。当初は、一二食にして、ウォーキング。1年ほどで、体重が約8キロ減。ただ、継続しているにもかかわらず4キロほど戻してきた。年末年始に向けて、忘年会&新年会などの会食も復活してきた。引き続き、健康管理に気を付けていきたいと思います。
この一年も皆様からのお支えをいただき、今の自分があります。心から御礼申し上げます。良い年をお迎えください。
令和3年12月吉日
悟空の里主人 金森 悟